接近すると感染リスク2倍も
【ロンドン共同】新型コロナウイルス対策のための社会的距離を2メートルから1メートルに縮めた場合、感染リスクが倍増する恐れがあると、国際研究チームが1日、英医学誌ランセットに発表した。2メートルが「より効果的」とした上で、感染抑止のためには、他者から最低でも1メートル保ち、さらに顔や目を保護することが好ましいと指摘している。
各国が新型コロナ対策の緩和に向かう中、社会的距離の基準には差が出ている。研究結果は、「第2波」を防ぐための最適な距離を検討する材料となりそうだ。