北朝鮮も小中学校再開へ
【北京、平壌共同】北朝鮮の内閣などの機関紙「民主朝鮮」は2日、新型コロナウイルス感染予防のため休校になっていた全国の小中学校や高校で6月初めから新学期が始まり、託児所や幼稚園、老人ホームも業務を再開すると伝えた。
コロナの爆発的感染の危険性は低くなったと判断、徐々に市民生活の正常化を目指しているもようだ。ただ、海外との往来遮断措置は継続。貿易の9割以上を占める中国との国境封鎖は4カ月を超え、経済活動への打撃は長期化しそうだ。
北朝鮮は国内に感染者は一人もいないとしているが、首都平壌の市民らは公共の場ではマスク着用を続けている。