新型肺炎、各地で拡大

 マスクをして観光する人たち=14日午後、東京・浅草
 マスクをして観光する人たち=14日午後、東京・浅草
 新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(中国疾病予防コントロールセンター、GISAID提供)
 新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(中国疾病予防コントロールセンター、GISAID提供)
 新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)を巡る問題で北海道、東京都、和歌山県、沖縄県は14日、新たな感染者を発表、拡大が続いた。東京では屋形船の宴会がきっかけになった可能性があることも判明。屋形船には13日に死亡した80代女性の義理の息子に当たる70代のタクシー運転手も乗船していた。

 都によると、タクシー運転手は1月18日に都内の屋形船で実施された新年会に妻と参加。新たな感染者2人のうち1人はこの屋形船の従業員で、同日に勤務していた。

 このほか、和歌山県の70代男性や沖縄県で60代の女性タクシー運転手、北海道の50代男性も感染者が新たに確認された。