国民、合流協議の継続を了承

 壁が取り払われ、広くなった立民と国民の衆院控室間を見る立憲民主党の安住国対委員長(手前から2人目)ら=15日午前、国会
 壁が取り払われ、広くなった立民と国民の衆院控室間を見る立憲民主党の安住国対委員長(手前から2人目)ら=15日午前、国会
 国民民主党は15日の総務会で、立憲民主党との合流を巡り、協議を継続したいとする玉木雄一郎代表の意向を了承した。立民側は20日の通常国会召集前の決着を求めており、継続を受け入れるかどうかは不透明だ。国民内にも早期合流論が依然、くすぶっている。

 玉木氏は総務会で「一つの政党を目指し、到達点に至っていないことについて粘り強く交渉を頑張る」と表明し、了承された。

 15日午後には党所属の全国会議員に呼び掛けて両院議員懇談会を開催。執行部側が協議状況を説明し、出席議員から意見を聞く方針。

 両党の合流に関し、10日に立民の枝野幸男、玉木両代表が会談。結論は出なかった。