千葉、31万戸なお停電
台風15号による大規模停電で、千葉県内では12日午後5時現在で依然、約31万戸の停電が続いた。停電地域では携帯電話がつながりにくく、固定電話も一部で不通になるなど通信環境が悪化。停電発生から4日目となり、住民の不安に拍車が掛かり、自治体の被害把握にも支障が出た。東京電力は早期の全面復旧を目指して作業を続けた。
NTT東日本によると、停電地域では通信設備の非常用電源が足りず、障害が発生。同県内では12日時点で固定電話約4万6千回線が不通になっており、電源車を出して回線の復旧を進めた。