【北京共同】北京冬季パラリンピック第８日の１１日、アルペンスキー女子の大回転座位で村岡桃佳（２５）＝トヨタ自動車＝が２連覇し、滑降、スーパー大回転に続く３冠を達成した。冬季パラでの日本勢の１大会金メダル３個は、１９９８年長野大会アイススレッジスピードレース女子のマセソン（旧姓松江まつえ）美季（みきら）に並び最多。「金」通算４個は最多となった。

　７日のスーパー複合では銀メダル。２回の合計タイムで争われる大回転では１回目２位につけ、２回目に巧みなチェアスキー操作で劉思彤（中国）を逆転した。

　埼玉県出身。４歳で髄膜炎にかかり、足が不自由になった。前回平昌（ピョンチャン）大会は出場全５種目でメダルを獲得。今大会も１２日の回転に２大会連続で全種目表彰台という快挙を目指す。

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