Free【里の大樹】法師窪のサルナシ(階上)

幹がよじれて伸びている「法師窪のサルナシ」=2021年6月
幹がよじれて伸びている「法師窪のサルナシ」=2021年6月

階上町道仏の「法師窪のサルナシ」は幹が大きくねじれて伸びており、樹高は約12メートルある。樹齢は不明ながら幹回りは1・05メートルほどあり、これほどの太さは青森県内ではほかに記録がないという。

 キウイフルーツに似た甘酸っぱく高栄養価の木の実を付けるサルナシ。「コガの木」と呼ぶ地域もある。

 サルナシの語源は「サルが食べるナシのような実」などの説があり、サルやクマなどが好んで食べる。この場所は野生動物と遭遇する可能性があり、見学する際には注意が必要だ。

 また、軽米町にはサルナシの果実を使ったジュースやジャムなどの特産品があり、イメージキャラクター「さるなっし~」がPRに一役買っている。

 
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