Free週間ダイジェスト(2月27日~3月5日)

▽おいらせ町長に成田氏
 任期満了に伴うおいらせ町長選は2月27日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の成田隆氏(71)が6730票を獲得、無所属前職の三村正太郎氏(72)を131票差で下し、通算3選を果たした。投票率は64・85%で、2018年の前回を1・31ポイント下回った。

 ▽小規模噴火の対策決定
 十和田火山防災協議会(会長・三村申吾青森県知事)は2月28日、常時観測火山に指定される十和田火山を巡り、十和田湖周辺の避難経路など小規模噴火を想定した防災対応を決めた。火山活動の状況に合わせて避難情報を発表する「噴火警戒レベル」も導入する。火口範囲に住民がいるため他の火山よりも早めに避難を促すのが特徴。

 ▽栄光の歩み、惜別の情
 本年度末で閉校する青森県立五戸高と田子高で1日、それぞれ卒業式が行われ、地域に愛された二つの「まちの高校」が長い歴史に幕を下ろした。最後の卒業生や学校関係者らはこの日、惜別の情に浸りつつ、全国に学校の名をとどろかせた栄光の歩みを今後も語り継ぐことを誓った。

 ▽青天の霹靂、7年連続「特A」
 日本穀物検定協会(東京)は2日、2021年産米の食味ランキングを発表し、青森県産ブランド米「青天の霹靂」が7年連続で最高評価の「特A」を獲得した。県南地方でも栽培される主力品種「まっしぐら」は前年産の「A」からランクを一つ下げ、18年産以来の「A′(Aダッシュ)」だった。

 ▽三春屋、4月10日閉店
 八戸市十三日町の三春屋を運営する「やまき三春屋」が、4月10日で三春屋を閉店する方針であることが3日、関係者への取材で分かった。郊外店の進出や長引く新型コロナウイルスなどの影響を受け、売り上げが低迷。半世紀以上にわたって中心街の「顔」として地域に親しまれた百貨店が閉店する影響は大きく、市内経済に打撃を及ぼすのは必至だ。

 ▽田子3小学校を統合へ
 田子町は4日、町立小学校3校を2022年度末に統合する方針を明らかにした。児童数減少に伴う対応で、上郷小と清水頭小を町中心部にある田子小に統合し、町立学校を小中とも1校ずつとする。

 ▽北帰行盛ん
 青森県内有数の白鳥飛来地として知られるおいらせ町下田公園で、越冬した白鳥が繁殖のためにシベリアへ渡る「北帰行」が始まっている。5日も、日の昇り始めから次々と北に向けて飛び立った。

 
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