Freeラッピング列車で縄文PR/青い森鉄道

「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録をPRするラッピング列車
「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録をPRするラッピング列車

青森県と青い森鉄道は21日、青森駅で「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録をPRする広告が掲載されたラッピング列車を報道陣に公開した。当面の間、青い森鉄道とIGRいわて銀河鉄道の青森―盛岡間を不定期ダイヤで走る。

 ラッピング列車は2編成で、広告は縦0・75メートル、横3メートル。縄文人の家族が四季折々の生活を営む様子がかわいらしく描かれている。青森市在住のイラストレーター佐藤広則さん(72)がデザインした。

 列車は13日から運行されており、県世界文化遺産登録推進室の担当者は「県内外のたくさんの方にデザインを見ていただき、遺跡に足を運んでいただければ」とPRした。

 青森駅で広告を見た十和田市の男子大学生(20)は「青森らしいデザイン。かわいらしくていいと思う」と感想を述べた。

 デザインした佐藤さんは取材に「子どもから大人までが、縄文時代の暮らしに興味を持つきっかけになれば」と笑顔で話した。

 
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