Free週間ダイジェスト(1月16~22日)

▽久慈で津波1・1メートル
 南太平洋トンガ沖で発生した海底火山噴火を受け、気象庁は16日、岩手県に津波警報、青森県の太平洋沿岸などに津波注意報を発表した。北奥羽地方では久慈港で午前2時26分に全国で2番目に高い1・1メートル、八戸港は0・6メートルを記録した。警報、注意報は午後2時に解除された。

 ▽工藤氏が無投票5選
 南部町長選は18日告示され、現職の工藤祐直氏(66)=無所属=以外に届け出はなく、無投票での5選が決まった。町長選の無投票は4回連続。任期は2月12日から4年間。

 ▽岡本氏が無投票初当選
 洋野町長選は18日告示され、無所属新人で前町議の岡本正善氏(54)以外に立候補の届け出がなく、無投票での初当選が決まった。町長選の無投票は3回連続。任期は29日から4年間。

 ▽殺人未遂容疑で逮捕
 八戸港で車を海に転落させ、仕事上の取引関係にあった男性を殺害しようとしたとして、八戸署と青森県警捜査1課は18日、本籍七戸町、住居不定、自営業の男(35)を殺人未遂容疑で再逮捕した。男はこれまでに重機の売買を巡る詐欺や取引相手への放火など、計7件の罪で起訴されている。

 ▽一日当たり感染確認最多更新
 青森県は19日、県内で284人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日の新規感染者数としては、今月15日の142人を大幅に上回って最多。

 ▽全中IH中止、県勢動揺
 全国中学校アイスホッケー大会(21~23日・北海道釧路市)について、大会実行委員会は20日夜、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、中止すると発表した。審判員や大会補助員ら複数のコロナ感染確認者が出たため。青森県勢は八戸市立第二中と同市立北稜中が現地入りして初戦に備えていたが、突然の中止発表に動揺が広がった。

 ▽むつ事業所の生産業務終了へ
 ストッキング製造大手のアツギ(神奈川県)は20日、むつ市に事業所を構える子会社で、同社最大の生産拠点「アツギ東北」での生産業務を5月末で終了すると発表した。

 ▽稚魚買い取り価格引き上げ方針
 青森県は21日の県議会農林水産委員会で、記録的なサケ不漁で経営不振に陥る県内のふ化事業者を支援するため、本年度の稚魚買い取り価格を引き上げる方針を明らかにした。不漁に伴い、本年度は7千万尾の放流を計画していたが、確保予定は約2300万尾にとどまる見込み。

 
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