久慈市の合唱グループ「コーラスけやき」（八屋ひろ子代表）は１６日、市文化会館アンバーホールで創立２５周年記念コンサートを開き、団員１４人が心を一つにして美しい歌声を響かせた。

　前身の「久慈市立小久慈小ＰＴＡ合唱団」から改名し、四半世紀に渡って地域に歌声を届けてきた。現在は、八戸市の声楽家間口友美さんの指導を受け、「言葉を伝える合唱団」を目指して練習に励んでいる。

　節目となるコンサートは３部構成で、間口さんが指揮を務めた。第１部では「久慈渓流小唄」や「津軽海峡・冬景色」「糸」「春よ、来い」などバラエティーに富んだ選曲で聴衆を楽しませた。第３部では「落葉松」「夕焼け」「前へ」を披露した。

　第２部では朗読劇ユニット「やまねこけん」（久慈市）とのコラボや、間口さんのミニコンサートもあり、約２３０人の来場者から大きな拍手が送られた。