Freeコロナ禍こそ決意固く 北奥羽各地で成人式

晴れ着に身を包み、友人と記念写真を撮る新成人=9日、八戸市
晴れ着に身を包み、友人と記念写真を撮る新成人=9日、八戸市

北奥羽地方の各地で9日、2020、21年度の成人式が開かれた。各会場では、晴れ着に身を包んだ新成人が、旧友との再会を喜ぶと共に、大人としての一歩を踏み出した。

 同日式典を開いた青森県南、岩手県北両地方の19市町村のうち、南部町など3町は新型コロナウイルスの影響で延期された20年度分の式も開催。七戸町は20年度の式を行った。

 このうち、八戸市は出身中学校ごとに参加者を午前と午後の部に分けて21年度の式を開催。新成人1893人(男1005人、女888人)のうち1647人が出席した。

 午前の部では、熊谷雄一市長が「社会の一員として広い視野を持って困難にも挑戦し、活躍の場が大きく広がっていくことを期待する」と激励。新成人代表の松坂優生さんが市民憲章を唱和し、堀合遥希さんが「夢や目標に向かってまい進することが恩返しになる。一層の研さんを積んでいく」と誓いの言葉を述べた。

 式に参加した同市の会社員髙杉怜那さんは「友人は皆、引き締まった表情で立派になったように感じた」、専門学生の壬生英里さんは「一人前の社会人になれるよう頑張りたい」と決意を新たにしていた。

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