Free工場排熱の研究で最優秀賞 八戸工、高校生科学コンテスト

最優秀賞に輝いた八戸工チームマテリアルのメンバー
最優秀賞に輝いた八戸工チームマテリアルのメンバー

昨年12月に行われた、第9回高校生科学研究コンテスト(青森大主催)で、青森県立八戸工業高(竹谷孝治校長)工業部チームマテリアルが最優秀賞に輝いた。三八地域のエネルギー問題を題材に、研究に取り組んだ結果が評価された。

 コンテストは毎年開催。県内の高校生を中心に、科学、物理、数学など幅広い分野で研究テーマを発表。今回は、県内と函館市から8校142人が38テーマで参加した。

 チームマテリアルは、工場から排出される熱を起源とする「未利用熱エネルギー」に着目。蓄熱材料の1つである塩化カルシウム六水和物が融解・凝固する際の、結晶のメカニズムを研究した。

 コンテストでは、8分間のプレゼンテーションを実施。審査員からは、研究過程の丁寧さや、地域課題に取り組んだテーマ設定の秀逸さなどを評価された。

 メンバーは材料技術科3年の佐々木詩織さん(18)、清水千咲さん(17)、坂頂香乃さん(18)、小関彩乃さん(18)。4人は先輩から受け継ぐ形で約2年間、未利用熱エネルギーの研究に取り組んできた。

 最高賞に、佐々木さんは「取れるとは思わず、びっくり。先生の協力があったからこそ」と感謝。清水さんは「放課後、毎日残って研究した努力が実った」と充実感をにじませた。

 4人の卒業後は、後輩が研究テーマを引き継ぐ。佐々木さんは「さらに研究を発展させていってほしい」と期待していた。

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