Free週間ダイジェスト(12月26日~1月1日)

▽1年遅れ、晴れの日迎え
 新型コロナウイルスの影響で延期されていた2020年度の成人式が26日、青森県南地方の八戸、三沢、十和田、むつ、五戸、六ケ所の6市町村で開かれた。1年遅れで晴れの日を迎えた新成人たちは、久々の再会を喜び合った。一方、参加者は例年より大幅に減少。対象者の2~4割程度にとどまるなど、コロナ禍を色濃く反映した。

 ▽青森県内交通混乱
 青森県内は27日、上空に強い寒気が入り込んだ影響で上北と津軽を中心に大雪となった。野辺地は午後1時に平年の5倍以上となる87センチの積雪となり、12月の観測記録を更新した。車両の立ち往生が相次ぎ、平内町の国道4号や野辺地町の下北半島縦貫道路が通行止めとなった。鉄道や航空の交通機関も大きく乱れた。

 ▽田名部氏、立民公認決定
 立憲民主党は28日の常任幹事会で、来夏の参院選青森選挙区(改選数1)について、現職で立民青森県連共同代表の田名部匡代氏を公認候補とすることを決めた。1月7日に青森市内で出馬会見する。現時点で青森選挙区への出馬が決まっているのは田名部氏のみ。今後は、国政与党である自民党の候補者選考の行方が焦点となる。

 ▽72年ぶり5万トン割れ
 八戸市水産事務所は29日、2021年の八戸港の水揚げ実績(速報値)をまとめた。数量は4万4472トン(前年比27%減)で1949年以来、72年ぶりに5万トンを割った。金額も86億7781万円(35%減)と64年以来、57年ぶりに90億円に届かなかった。主力のサバとイカが極端に振るわず、イワシも小羽主体で挽回には至らなかった。

 ▽7年連続5万本超
 2021年の八戸港のコンテナ貨物の取扱量(20フィート換算)が、5万5千本前後となることが30日、港湾関係者への取材で分かった。輸出入とも実入りコンテナが増加し、新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ経済活動が徐々に回復傾向を示した格好。需要の増加を背景に空コンテナの取り扱いも増え、7年連続で5万本の大台を超えるのが確実な情勢となった。

 ▽ヴァンラーレに宮尾と藤井が新加入
 サッカーJ3のヴァンラーレ八戸は30日、2022年シーズンに向け、J3今治FCからMF宮尾孝一を獲得したと発表した。31日には、いわてグルージャ盛岡からDF藤井航大も獲得した。宮尾は神奈川県出身で、昨季のリーグ戦で10試合に出場。藤井は富山県出身で、これまで町田ゼルビア(J2)などでプレーした。

 
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