Free松竹梅、縁起物もりもり 門松作り大詰め

雪が降る中、門松作りに励む職人たち=25日、八戸市
雪が降る中、門松作りに励む職人たち=25日、八戸市

福が訪れますように―。年越しを前に八戸市内の造園会社で、門松作りが着々と進められている。八戸市石堂4丁目の畑中造園土木では25日、雪が降る中、職人たちが縁起物の松や竹、梅などを丹精込めて飾り付けた。

 来年、創業40周年の節目を迎える同社では、高さ最大1・8メートルの門松を約40対制作。各家庭や職場の飛躍を願い、「難を転じる」に通じるナンテンの実を飾ったほか、竜が天高く上昇するとの意味を持つ金色と銀色の雲竜柳などで華やかに仕上げた。扇には、新型コロナウイルスの終息を祈りアマビエの絵を押印した。

 門松は27日以降に注文先に設置する予定。同社の畑中一輝社長は、竹の切り口が笑った口に見えることにちなみ「竹のように、来年は世の中が笑顔になってほしい」と願いを込めた。

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