２５日はクリスマス―。八戸市内の菓子店ではクリスマス用のケーキ作りが大詰めを迎えている。同市内丸３丁目のフルーツ＆パーラーおだわらでは２３日、従業員が深夜までフル稼働し、一つ一つ心を込めて作業に励んだ。

　同店ではクリスマス用に、色とりどりのフルーツをふんだんに使用したタルトやデコレーションケーキなど９種類を用意。１５００個ほどを仕上げる予定だという。

　新型コロナウイルスの影響で忘年会ができない代わりに、社員にケーキをプレゼントする企業もあり、昨年よりも予約が増えた。

　店舗責任者の大沼智沙子さん（４３）は「コロナ禍だけれど、ケーキを食べて笑顔になってほしい」と願いを込めた。