Free正月の縁起物で華やぐ 八戸で「梅・南天市」

正月の縁起物が並んだ「梅・南天市」=17日、八戸市
正月の縁起物が並んだ「梅・南天市」=17日、八戸市

八戸市中央卸売市場で17日、年末恒例の「梅・南天市」が開かれた。かわいらしい赤い実に彩られたナンテンや、紅白の梅などが次々と競りに掛けられ、市場は正月の縁起物の登場で華やいだ。

 ナンテンは、その名前から「難を転じる」縁起の良い木とされてきた。「松竹梅」の梅は、花が咲く時期が早いことから、共に正月飾りの定番として親しまれている。

 この日は福島県産のナンテンと梅が上場され、競り人の威勢の良い声が響く中、参加者たちがお目当ての品を次々と競り落としていた。競りを担当した卸売会社「八戸花き」の三浦芳広さん(30)は「新型コロナウイルスでまだまだ暗い社会となっているが、来年は多くの人にとって良い一年になってほしい」と話した。

 
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