Free生の伝統芸能、会場沸かす 本社ホールで長唄など公演

磨き上げた芸を披露した出演者
磨き上げた芸を披露した出演者

伝統文化の継承活動に取り組む八戸市の「チーム邦楽の時間」(大地球代表)による公演「伝統芸能の時間」が11日、デーリー東北新聞社6階メディアホールで開かれた。長唄や踊り、落語など計12演目が披露され、会場を沸かせた。

 読者に文化活動に触れる機会を提供する「ワンダフルライフ」企画の一環として同社が主催。午前の部と午後の部の2回行われ、市民ら約150人が来場。三味線や太鼓の音に合わせて踊る「江戸芸かっぽれ」など、磨き上げられた技芸の数々を楽しんだ。

 三戸町から訪れた大羽沢源市さん(73)は「落語など、なかなか生で見ることがないので、近くで見ることができて面白かった」と笑顔を見せた。

 大地代表は「もっと若い人にも伝統芸能を知ってもらうため、今後も活動を続けていきたい」と抱負を述べた。

 
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