Freeすす払い「来年こそ明るく」/櫛引八幡宮

長さ5メートルのササ竹を使い、社殿を清める神職=15日、八戸市の櫛引八幡宮
長さ5メートルのササ竹を使い、社殿を清める神職=15日、八戸市の櫛引八幡宮

八戸市の櫛引八幡宮で15日、年末の風物詩であるすす払いが行われた。神職がササ竹を使い、一年間に社殿や神門にたまったほこりや汚れを落とし、新たな気持ちで新年を迎える準備をした。

 同八幡宮では毎年12月15日の恒例行事。この日は午後3時すぎから、白い浄衣(じょうえ)に身を包んだ神職3人が長さ5メートルのササ竹を左右に動かし、社殿の天井や柱、奉納された絵馬、境内にある行灯(あんどん)などの汚れを清めた。

 権禰宜(ごんねぎ)の杉山武史さん(41)は「新型コロナウイルスの影響で世の中は前代未聞の状況。夜が明けて日が昇るのと同じように、来年こそは明るい年にしたい」と願いを込めた。

 
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