Free絶景堪能、三陸道てくてく 全線開通前にイベント/岩手

下安家トンネルを抜け、下安家大橋からの景色を楽しむ参加者=11日、野田村
下安家トンネルを抜け、下安家大橋からの景色を楽しむ参加者=11日、野田村

東日本大震災の復興道路として国が整備を進める三陸沿岸道路(総延長359キロ)が18日、全線開通する。これを前に、野田インターチェンジ(IC)―普代北IC間で11日、岩手県と野田村主催の開通プレイベント「開通直前の三陸沿岸道路を見よう!歩こう!」が開かれた。参加者が真新しいトンネルや橋を歩き、待望の高速道路が間もなく開通することを実感した。

 三陸沿岸道路は、18日午後3時に久慈IC―普代村第16地割間(延長25キロ)が開通し、八戸市―仙台間の総延長359キロが自動車専用道路で結ばれる。

 プレイベントには村内外から約100人が参加。村総合運動公園で国土交通省三陸国道事務所の担当者から事業概要や開通効果などについて説明を受けた後、バスに分乗して野田ICから三陸沿岸道路に入った。

 下安家トンネル(997メートル)と下安家大橋(231メートル)を歩いて見学。同大橋の路面は高さ約47メートルに位置し、参加者は太平洋を望む絶景を楽しんだ。目の前の安家川橋梁(きょうりょう)に三陸鉄道リアス線の列車が停車すると手を振って応えた。

 野田村明内の前川敦美さん(36)は「こんな機会はめったにないので参加して良かった。景色が素晴らしかった」と話した。久慈市立久慈湊小3年の工藤帆泉さんは「橋が高くてびっくりした。いい思い出になった」と笑顔を見せていた。

 
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