Free八学大生が縄文遺跡群学ぶ 是川縄文館の小久保さんが講義

是川縄文遺跡などについて理解を深めた講義
是川縄文遺跡などについて理解を深めた講義

八戸学院大(水野眞佐夫学長)はこのほど、八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館学芸員の小久保拓也さんを学内に招いて講義を行い、学生が世界文化遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」について理解を深めた。

 講義は八戸地域の歴史や文化、地域活性化への課題などを学ぶ科目「地域文化論」の一環。

 小久保さんは、遺跡の知名度向上に向けた是川縄文館の取り組みや、縄文時代の特徴、縄文人の暮らしぶりなどについて解説。先ごろ、同市是川の一王寺遺跡から国内最古の土面が出土したことに触れ、「日本で一番古いものが八戸から出てきた。とても不思議な遺跡だ」と魅力を語った。

 地域文化論は市公民館館長で同大非常勤講師の柾谷伸夫さんが受け持っており、今後も地域の企業人らを随時講師に招く予定。

 柾谷さんは「講師の方々に八戸の現状を熱く語ってもらい、学生にも八戸を好きになってほしい」と期待を込めた。

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