Freeラグビーの楽しさ伝授 三農恵拓高で中学生対象の体験教室

基本のルールとプレーを学び、タグラグビーを楽しむ参加者
基本のルールとプレーを学び、タグラグビーを楽しむ参加者

十和田市のスポーツクラブ「RED HORSE(レッドホース)」(成田一郎理事長)は21日、青森県立三本木農業恵拓高の芝グラウンドで、中学生対象のラグビー体験会を開いた。市内外から参加した男女30人が、基本プレーやルールを学び、芝の上を駆け回って競技の面白さに触れた。

 ラグビーの楽しさを伝え、競技人口を増やそうと毎年開催。2026年に県内で行われる国民スポーツ大会に向けた選手育成も図ろうと実施した。同校ラグビー部員と、競技経験のある同校OGが参加者の指導に当たった。

 参加者はパスやステップの踏み方などを学び、経験者はタックルの技術を部員から教わった。一通りの動きを確認した後は、接触プレーの代わりに腰に着けたひもを奪い合う「タグラグビー」に挑戦し、軽快にグラウンドを走ってトライを決めた。

 青森市立造道中2年の肴倉照英さん(14)は「もっとうまくなりたいと思い、高校生と練習できる体験会に参加した。自分よりも上の人とプレーでき、タックルの足運びを学ぶことができた」と充実感をにじませた。

 
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