Free【北奥羽の神社】例大祭で勇壮な神楽/切田八幡神社(十和田)

北奥羽の神社
北奥羽の神社

十和田市切田地区の産土神(うぶすながみ)として、古くから地元の人々の信仰を集めてきた。由緒は1867(慶応3)年の切田大火で文献記録を焼失したため、詳細を知ることができない。

 現在の社殿は1960(昭和35)年に建立された。八幡造りと呼ばれる建築様式で、本殿の上に櫓(やぐら)状の構造物を設けているのが特徴だ。

 江戸後期の天保年間にこの地を訪れた舞太夫松之助が、75曲目の神楽を村民に伝授したとされ、一部が南部切田神楽として残っている。

 南部切田神楽は56(昭和31)年に、青森県の無形民俗文化財の第1号として指定された。さらに2004年、国が記録作成などの措置を講じるべき無形民俗文化財として選択されている。

 神社では毎年9月15日に開かれる例大祭などで、この神楽が披露される。5頭の獅子頭による勇壮な権現舞は、全国的にも珍しいという。

 【祭神】誉田別命(ほんだわけのみこと)
 【御利益】五穀豊穣、家内安全など
 【例大祭】9月15日
 【住所】十和田市切田下切田10の10
 ※ネット連載

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