Free県内就職の魅力発信 県、百石高1年生に企業PR

会社概要などの説明を聞く生徒
会社概要などの説明を聞く生徒

青森県は10日、県立百石高(中村豊校長)で高校生の県内定着を促進する企業PRイベントをオンラインで開いた。1年生105人が各企業の説明を聞き、会社の事業内容や県内就職などについて理解を深めた。

 新規高卒者に地元企業の情報や魅力を発信し、県内就職を促進するのが狙い。県内に事業所がある15社が、自社内からビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を使って参加した。

 五つの教室で、各3社が説明した。このうち食品スーパー・ユニバース(八戸市)の担当者は「地域密着度が高く、研修制度などが充実している」とアピール。自身が店舗スタッフとして勤務した経験も交え、「陳列や売り場づくりを工夫し、その商品が実際にたくさん売れたときはうれしい」と仕事の魅力を語った。

 普通科1年の木村郁斗さん(16)は「県内で働くことの魅力を知り、将来についてより深く考えることができた」と話した。

 
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