Free洋野・宿戸漁港でアワビ漁スタート

アワビの選別をする漁業者=16日午前10時10分ごろ、岩手県宿戸
アワビの選別をする漁業者=16日午前10時10分ごろ、岩手県宿戸

洋野町の宿戸漁港で16日、今季最初のアワビ漁が行われた。漁は1日解禁だったが、悪天候などにより約半月遅れのスタート。種市南漁協の組合員約40人が素潜り漁で旬を迎える高級食材419・7キロを水揚げした。漁は来月まで続く。

 同町種市のこの日の最低気温は3・3度と今季一番の寒さ。漁業者は午前8時ごろ、小舟で漁港を出港し、水深2~5メートルの漁場に潜ってアワビを探した。約2時間後に帰港すると、大きさなどを確認して選別し、岩手県内の業者に引き渡した。

 同漁協宿戸実行部会の吹切繁部会長は「しけの影響で濁ってアワビが探しにくく、大きさはやや小ぶりで今年は大変かも…」と思案顔。それでも「餌の海藻は豊富。東日本大震災から約3年後に再開した稚貝放流の成果が出始める頃だけに、今後に期待したい」と話した。

 事前に決められた11月の種市地区産アワビの共販入札価格は10キロ当たり11万5千円で、前年同期より1割ほど高い。

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