Free干し大根、昔ながらの冬支度/八戸

冬が近づき、民家の軒下では大根を干す昔ながらの光景が広がる=6日、八戸市是川
冬が近づき、民家の軒下では大根を干す昔ながらの光景が広がる=6日、八戸市是川

7日は二十四節気の一つ「立冬」。暦の上で冬が始まる頃とされる。八戸市是川地区では、秋の収穫を終えた大根が民家の軒下に干され、昔ながらの光景が季節の移り変わりを告げている。

 6日の市内は晴れ渡り、最高気温が14・7度と平年並み。同市是川の下舘静子さん(69)方では、漬物用の大根約120本が軒下にずらりと並んだ。

 今年は大根の成長が早く、例年より1~2週間ほど早い10月下旬に干し始めた。約2週間ほど日干しした後は、知り合いに配ったり、たくあんにしたりして楽しむという。下舘さんは「立派に育った大根をみんなにおいしいと食べてもらいたい」とほほ笑んだ。

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