Free伝統菊「阿房宮」収穫大詰め/三八地域

終盤を迎えた食用菊「阿房宮」を収穫する田中敬子さん=5日、八戸市
終盤を迎えた食用菊「阿房宮」を収穫する田中敬子さん=5日、八戸市

三八地域で古くから栽培される食用菊「阿房宮」の収穫が大詰めを迎えている。9月から行われてきた食用菊のシーズンもいよいよ終盤。鮮やかな黄色に染まった畑で生産者が作業に精を出す光景は、晩秋の風物詩となっている。

 食用菊は早生種の「十五夜」から始まり、「八戸1号」「八戸2号」などと続く。晩生種の阿房宮は毎年6月下旬ごろに種まきし、10月下旬以降が収穫期だ。

 八戸市尻内町の田中敬子さん(83)方では、今季5アールに阿房宮を作付け。5日は時折雨が降る中、鎌を使って雨にぬれた菊を丁寧に刈り取った。

 田中さんは「一昨年、昨年と出来は良くなかったが、今年は無事に満開になってほっとした」と笑みをこぼした。収穫後は、蒸して乾燥させ、干し菊として出荷する予定。

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