八戸市の南郷カッコーの森エコーランドで３０、３１の両日、「南郷もみじのライトアップ２０２１」が開催される。２７日は試験点灯が行われ、本格的に見頃を迎えているイロハモミジ約２８０本が照明にともされると、幻想的な光景が浮かび上がった。

　２０１２年から毎年開催し、今年で１０回目。地域活性化を図ろうと、同ランド指定管理者のエスプロモ（坂頂昭治代表）が主催。市南郷文化ホールなどを管理するアート＆コミュニティが協力した。

　関係者約１５人が照明８０個の向きや位置などを調節し、準備に当たった。期間中は手作りのかぼちゃランタンや竹灯籠の設置、足下を照らすペンライトの貸し出しなどを行う。

　同ランド統括責任者の下田尋通さんは「今年は例年よりも紅葉の色づきがいい。感染症対策をした上で足を運んでいただいて、少しでも安らいでほしい」と来場を呼び掛けている。

　入場無料。点灯時間は午後４時半～７時半。

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