三沢市消防本部（斗米義一消防長）は１７日、防火標語と防火ポスターに載せる絵画の募集で優秀な作品を出品した子どもらの賞状授与式を同本部で開いた。管内の事業所などに掲示される防火ポスターには、最優秀防火標語に選ばれた市立三川目小６年松原莉乃さん（１１）、迫力ある消防車を描いた松園保育園の亀山陽佳（はるか）ちゃん（５）の作品を採用した。

　防火標語と絵画の募集は秋の火災予防運動（１８～２４日）の広報活動の一環。標語は市内７小学校の６年生３２７人を対象に募集。ポスターの絵画は同園の園児１１人に協力を求めた。

　松原さんが考えた標語は「火は消した！　その心がけ　身につけて」。松原さんは「火災がなくなればいい、との気持ちを込めた。見た人には火事を起こさないように気を付けてもらいたい」と話した。陽佳ちゃんは「かっこよく描けた。（ポスターを通じて多くの人に）絵を見てもらえるので楽しい」と笑顔を見せた。

　また、未来の消防車両写生会の部には、市内の幼稚園、保育園など５施設に通う１０７人が出品。各施設から優れた作品１点ずつを選考し、５人が最優秀作品に輝いた。

　授与式では、斗米消防長が７人に賞状を贈呈。「２人の作品を基に、今年も素晴らしいポスターを作製できた」と述べた。

　同写生会の部で、最優秀作品に選ばれた幼児は次の通り。（敬称略）

　吉田悠人（おおつ保育園）根城壮汰（三沢市立中央保育所）吉田駈（三沢カトリック幼稚園）瀬口陽向（いちい幼稚園）成田礼（岡三沢こども園）

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