天鐘(10月23日)

落語の演題『桜鯛(さくらだい)』は、江戸の殿様が鯛を食べる小話。いつもは一、二度、箸を付けて終わるのだが、この日はどうしたわけか「代わりを持て」と要求してきた▼用意した鯛は1匹だけ。困った家来が一計を案じる。庭の桜の木を指差し、「殿、桜が満.....
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