Free「一抹の寂しさ感じた」 大島氏、衆院議長退任会見

衆院議長を退任し、会見する大島理森氏=14日、国会
衆院議長を退任し、会見する大島理森氏=14日、国会

衆院解散に伴い、議長職を退くとともに議員を引退した大島理森氏が14日、国会内で会見した。解散詔書を読み上げ、議長席を降りた際の心情について「一抹の寂しさを感じた」と吐露。今後の国会の在り方について、「国民から一層の期待と信頼を得られるよう努力してほしい」と求めた。

 衆院で12回の当選を重ね、衆院議長としては歴代最長の2336日の在任日数を全うした大島氏。在職中「国会がいかにあるべきかを考え続けてきた」と強調し、新型コロナウイルス禍では特に「国民の声を聞く、そして伝えることに重要性を感じた」と振り返った。

 憲法の規定に基づき、野党4党が臨時国会召集を7月に要求したものの、今月まで召集されなかったことに対し、「憲法の条文を国会としてどのように生かすか、今後、各党、各会派の冷静な議論を期待したい」と述べ、憲法論議も含めて協議する必要性を訴えた。

 政治の基本である民主主義については、今夏の東京パラリンピックの理念を引き合いに「あらゆる面での違いを受け入れ、互いに認め合うことで社会は進歩するとの考え方が大事」と指摘。「徹底的に対話と議論を行い、合意点を見いだし、結論を出すということが最も大切だ」とした。

 19日公示の衆院選に関しては、「各党がそれぞれの政策を打ち出し、論争する。どういう国を目指し、どういう行く末を作ろうとしているのか、国民が歩む道を示してほしい」と論争の深まりに期待を示した。

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