Free【貨物船座礁】船尾側でウッドチップの回収始まる

八戸港沖に沈んだ状態の船尾側(右)周辺でウッドチップを回収する起重機船=12日午後2時50分ごろ
八戸港沖に沈んだ状態の船尾側(右)周辺でウッドチップを回収する起重機船=12日午後2時50分ごろ

八戸港沖でパナマ船籍の貨物船「クリムゾン ポラリス」(3万9910トン)が座礁し、油が流出した事故で、船主サイドは12日、沈没した状態の船尾側周辺の海底に沈む、積み荷のウッドチップの回収作業を開始した。現場海域の原状回復へ向けた取り組みの一環で、今回の回収作業は年内の終了を目指す。

 第2管区海上保安本部(塩釜)によると、回収作業は午前10時20分ごろ始まった。クレーンを搭載する起重機船がバケットで海底に堆積しているチップを拾い、船上に積み上げていた。

 船主代理人の弁護士によると、事故当時、船尾側には8357トンのチップが積まれていた。チップ回収は年内でいったん終了。来年の船体撤去を経て、2023年4月から、船体の下敷きになっていたチップを再び回収し、原状回復を完了する。

 12日に回収したチップは、八戸市豊洲の廃棄物処理業「奥羽クリーンテクノロジー」の工場で焼却処分される。

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