Free久慈「よむのす」入館20万人 1年2カ月で達成「予想以上」

開館以来の入館者が20万人に達した久慈市情報交流センター「YOMUNOSU」(写真上)と、20万人目の入館者となった青松泰市君(中央)
開館以来の入館者が20万人に達した久慈市情報交流センター「YOMUNOSU」(写真上)と、20万人目の入館者となった青松泰市君(中央)

昨年7月5日に久慈駅前にオープンした久慈市情報交流センター「YOMUNOSU(よむのす)」で22日、開館からの入館者が通算20万人に達し、市内の小学生に記念品が贈られた。1年2カ月余りで20万人を超え、市と指定管理者の市観光物産協会は「予想を上回るスピードだ」と評価する。コロナ終息後を見据え、今後さらに誘客に力を入れる方針だ。

 1階の交流ホールで行われた記念セレモニーで、市立久慈小1年、青松泰市君は「休みの日によく遊びに来ている。屋上から海や山を見ることができるから楽しい」と話した。遠藤譲一市長、市観光物産協会の山本えり子会長から記念品として特産品の詰め合わせなどが贈られ、青松君は笑顔を見せた。

 遠藤市長は「たくさんの方が図書館を利用し、観光客も足を運んでいる。いろいろなイベントを企画し、たくさんの方に足を運んでもらえるようにしたい」と意気込みを語った。

 よむのすは久慈駅前整備事業の中核施設として、市中心街の活性化、にぎわい創出のために建設された。市立図書館と観光交流センターの複合施設で、市民だけでなく観光客にも情報を発信する拠点として機能している。カフェコーナーや連続テレビ小説「あまちゃん」の紹介コーナー、多目的室、屋上広場、展望室なども備え、幅広い年代に利用されているという。

 全国的に新型コロナウイルスが感染拡大する中でのオープンだったが、「ヨムノスシアター」や「eスポーツ体験会」など多彩なイベントを企画。月ごとの入館者数は1万2千人台から1万7千人台で推移する。市立図書館も企画展示などに工夫を凝らしている。

 今年7月4日には1周年記念イベント「ヨムノスフェスタ」が開かれ、1日で約2400人の入館者を記録。市民らがスタンプラリーや各団体の発表、出店での買い物などを楽しんだ。

 しかし、岩手県緊急事態宣言の発令に伴い、8月中旬から臨時休館や時短営業を余儀なくされ、8月の入館者は6330人に減少した。

 市などは約500メートル離れた道の駅くじ・やませ土風館と連動して来館者の回遊性を高め、市中心街に相乗効果をもたらす戦略を描いている。よむのすの舘博実館長は「市や商工会議所などと連携して市内の活性化に努めたい」と力を込める。

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