Free八戸駅に「ブレイズロード」 氷都の魅力や駅西アピール

東北フリーブレイズの選手紹介パネルを設置する若林クリス取締役兼総監督とJR八戸駅輸送指導係の杉澤春樹氏=八戸駅
東北フリーブレイズの選手紹介パネルを設置する若林クリス取締役兼総監督とJR八戸駅輸送指導係の杉澤春樹氏=八戸駅

JR東日本盛岡支社と、アイスホッケーアジアリーグの東北フリーブレイズは24日、JR八戸駅構内の2階東西自由通路や西口1階エキナカギャラリーを「東北フリーブレイズロード」に設定し、横断幕やユニホームなどで装飾した。期間は来年3月31日までで、氷都・八戸の魅力発信や駅西口エリアの活性化につなげる。

 JR東がブレイズ側に働き掛けて実現した。駅が立地する同市尻内町にはブレイズの拠点・フラット八戸があり、新型コロナウイルス感染症の影響で駅利用者が減少する中、チームと連携することで、駅西地区のにぎわい創出に期待を寄せる。

 西口1階には縦2・5メートル、横9・5メートルの横断幕や選手紹介パネルなどを設置。24日、展示物を最終確認していたブレイズの若林クリス総監督兼取締役は「選手の意欲が高まるし、試合観戦のために駅を訪れたファンも興奮すると思う。チームにとって力になる」と話した。

 ブレイズは来月16、17日にホーム開幕戦を迎える。同駅輸送指導係の杉澤春樹さんは「多くの人に試合を観戦していただき、同時に駅も利用してもらえれば」と語った。

 フラット八戸ではJR東の宣伝スペースを常設する。

 
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