Freeオンラインで日米親睦 田子高生、姉妹都市の高校生と

画面越しに米国ギルロイ市の高校生と交流する田子高生
画面越しに米国ギルロイ市の高校生と交流する田子高生

青森県立田子高(小野淳美校長)の3年生が15日、田子町と姉妹都市協定を結ぶ、米国ギルロイ市の高校生とオンラインで交流した。例年は両市町の生徒が渡米、来日して交流するが、新型コロナウイルスの影響で往来ができないため、昨年に続いてインターネットを活用。生徒たちはコロナ禍の学校生活を報告し合うとともに、クイズなどで親睦を深めた。

 田子高は7人、ギルロイ市は2校から計3人の生徒が参加。田子側は教室から、ギルロイ側はそれぞれの自宅からオンラインに接続した。

 田子高生は画面越しに英語で会話。自己紹介に続いて日本文化のクイズを楽しんだり、将来の夢を語り合った。

 ギルロイ市でのホームステイを経験している杉沢泰盛さん(17)は「あちらの生徒が思った以上に日本文化に詳しくて驚いた。クイズは、もっと難易度が高くても良かったかな」と笑顔。西野ユウナさん(18)は「できれば来町してもらいたかったが、オンラインでも交流できて良かった」と話した。

 田子高は本年度末で閉校するため、交流をサポートしてきた町にんにく国際交流協会は来年度以降、町出身の高校生を集めて引き続き交流の機会を設ける方針。

 
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