Free東北大会参加と部活動の許可を 青森県合唱連盟、県教委に要望書

高橋英樹学校教育課長(右)に要望書を手渡す辻村成子理事長=6日、青森県庁
高橋英樹学校教育課長(右)に要望書を手渡す辻村成子理事長=6日、青森県庁

新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた青森県の緊急対策により部活動が禁止となった影響で、全日本合唱コンクール東北支部大会(24~26日、山形市)の県代表になった中学、高校の出場がかなわない事態となっている。県合唱連盟は6日、大会参加と大会に向けた練習を学校長や保護者の判断に委ねるよう県教委に要望。県教委は「生徒やその家族の命を守るため」と説明し、理解を求めた。

 東北支部大会への出場が決まっていた学校は八戸市立根城中、青森市立沖館中、造道中女声・混声、県立八戸東高、青森高、青森西高。一般では、みちのく銀行男声合唱団が県代表になっている。

 各校は8月22日の県大会で代表権を得て、準備を重ねていたが、県の緊急対策で9月中の学校部活動が禁止されたことで、出場が困難な状況になった。連盟によると、大会に参加できないのは東北6県で青森県のみだ。

 文部科学省は8月25日付で、各都道府県教委などに部活動の大会やコンクールに関しては一律に中止するのではなく、感染対策と部活動の両立を図り、生徒が安心して練習や大会へ参加できる機会を確保していただきたい―と通知している。

 6日、県庁を訪れた連盟の辻村成子理事長は、県教委の高橋英樹学校教育課長に要望書を提出。文科省の通知にも触れ、「ショックで泣いている子もいるし、みんな出場を願っている。『なんで自分たちだけが』と子どもが思ってしまうのはとても辛い。本当に考えていただきたい」と強く訴えた。

 高橋課長は「これまで準備や練習に励んできた生徒の気持ちを考えると心が痛むが、皆さんの命を守るために必要な対策」と述べた。

 連盟は県にも同様の要望書を提出した。

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