Free火災件数増加、救急出動は減少/三戸消防署管内21年上半期

三戸消防署(苫米地和弘署長)は、2021年上半期の火災と救急・救助の概要をまとめた。三戸、南部、田子3町の火災は11件(前年同期比3件増)、救急出動は635件(55件減)、救助出動は5件(2件増)だった。

 火災を町別に見ると、三戸3件、南部6件、田子2件。種別では建物4件、車両1件、林野1件、その他5件。死者は前年同期と同じくゼロで、損害額は1373万円増の3297万円。出火原因は「たき火」が3件で最多だった。

 救急の1日当たりの出動件数は3・5件。事故種別では急病の449件が最多で、転院搬送86件、一般負傷58件などと続いた。

 救助出動の内訳は交通事故が2件で、機械による事故、水難事故、その他がいずれも1件だった。

 
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