Free【トップインタビュー】社会の変化に柔軟に対応/吉田産業・吉田誠夫社長

 吉田誠夫代表取締役社長
 吉田誠夫代表取締役社長

地元企業の人材確保や地元就職の促進に向けてデーリー東北新聞社が企画する「リクルートラウンジ」。経営トップのインタビューを配信する。2回目は吉田産業・吉田誠夫代表取締役社長。

 ―会社の現状は。
 新型コロナウイルス禍で経済活動の停滞も見られた一方、仕事のやり方や生活パターンの変化によって新しい需要も生まれた。例えばシステム開発を伴うIT関連やアウトドア関連の需要は増加。社内の働き方を見直すきっかけにもなった。これまで当たり前にやってきたことをやめる、あるいは変化に柔軟に対応していくことが大切だ。

 ―6月に創業100周年を迎えた。
 お客さまや社員、行政などいろいろな支えがあってこそ。経営する中で大切にしているのは初代・吉田昌平の考えだ。初代は高校生の時に野球をやっており、「商売はスポーツである」が信条。フェアプレーの精神でベストを尽くし、不平不満は言わない。この精神を大切にしてきた。自分の都合を優先して判断すると失敗に結びつくと思っている。顧客などの対応を優先していきたい。

 ―求める人材は。
 会社は人間的な成長を続けていく場。▽遊び心とチャレンジする意欲▽たゆまざる自己成長の気持ち▽変化を楽しむ柔軟な心―という三つのマインドを持ち、自ら「考動(こうどう)」できる人材を求めている。

 ―今後の事業展開は。
 建築廃材を減らすために木材や外壁材のプレカット推進など環境負担を掛けない商材の取り扱いを増やしていく。自然エネルギー関連商材の取り扱いも増やしたい。アウトドア関連が好調で、昨年度は弘前市と宮城県利府町に「グリーンハウス」をオープンした。世の中の変化を捉えて臨機応変に対応し、その過程で新しい価値を創造していく。

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 詳しい企業情報や企業説明会、動画メッセージなどの情報はこちら。
https://www.recruit-lounge.com/2022-01/com033-YoshidaSangyo

 
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