Free宿泊や施設入り込み、例年の水準には遠く/青森県内6月観光統計

青森県は4日、6月の観光統計調査(速報値)の結果を公表した。県内主要宿泊施設(75カ所)の延べ宿泊者数は前年同月比37・3%増の11万5584人だったが、新型コロナウイルス拡大前の前々年同月比では44・9%減。県内主要観光施設(35カ所)の延べ入り込み客数は41万6943人で前年同月比10・0%増、前々年同月比52・6%減だった。全国で感染拡大が収まらず、例年の水準にはほど遠い状況が続く。

 地域別の宿泊者数は、ビジネス利用の多い八戸市(17カ所)が最多の3万2015人(前年同月比50・4%増、前々年同月比25・6%減)。上北地域(9カ所)1万8789人(41・8%増、54・6%減)、下北地域(12カ所)1万3778人(22・3%増、37・2%減)だった。

 観光施設の延べ入り込み客数は、八戸市の八食センターは11万7572人(12・0%減、35・6%減)で定額給付金で消費意欲が高まり、入店客数が増加した昨年に比べ落ち込んだ。十和田市の石ケ戸休憩所は1万4269人(8・6%増、66・2%減)、むつ市観光交流センター「安渡館」は4473人(9・2%減、28・0%減)だった。

 先行きについて、県観光企画課は「感染状況が悪化しているため、大きな改善は見込めない」とし、「7月18日から開始した県民対象のお出かけキャンペーンの下支えに期待したい」と述べた。

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