Free大賀ハス開花 八戸・対泉院

開花した大賀ハスにカメラを構える愛好家=2日午前6時ごろ、八戸市の対泉院
開花した大賀ハスにカメラを構える愛好家=2日午前6時ごろ、八戸市の対泉院

八戸市新井田の対泉院の喜福池で、「古代ハス」として知られる「大賀ハス」が咲き始めた。2日は、早朝から写真愛好家らが訪れ、高貴な色合いの大輪を写真に収めていた。

 大賀ハスは、1951年に千葉市にある約2千年前の地層から植物学者・大賀一郎博士が発見。当時、八戸市の建設会社が発掘作業に携わっていた縁で、喜福池へと命をつないだ。

 花は、つぼみの先端が少しだけ開いて翌朝に開花し、その日の昼前には閉じる。3日ほど開花を繰り返し、その後に花びらを落とす。2日も、岸側の2輪が薄紅色の花を開かせ、訪れた人たちを魅了した。

 今年は例年よりも花の数が少ないようにも見えるが、幾つかのつぼみが膨らんでおり、今月中は緑色の葉と花びらのコントラストが楽しめそうだ。

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