Free三陸の自然や文化、多角的に紹介 岩手県立博物館40周年特別展

三陸をテーマにした岩手県立博物館の開館40周年記念特別展
三陸をテーマにした岩手県立博物館の開館40周年記念特別展

盛岡市の岩手県立博物館で、開館40周年記念特別展「みる!しる!わかる!三陸再発見」が開かれ、三陸地方の多様で奥深い魅力を自然史、文化史の観点から多角的に紹介している。8月22日まで。

 特別展は五つのテーマで構成。三陸の人々の暮らしや文化、それらを育んだ自然について、まだ広く知られていない部分にも光を当てて掘り下げ、最後には三陸の旅へと誘う。

 東日本大震災の発生から10年の節目に合わせ、三陸を襲った地震や津波に関する資料も展示。県北地方沿岸部の大昔の地層や、洋野町発祥の南部もぐりなども紹介している。

 同博物館は1980年開館。特別展は昨年6月に開幕予定だったが、コロナ禍の影響で1年延期した。

 入館料は一般310円、学生140円、高校生以下無料。開館時間は午前9時半~午後4時半。月曜休館。問い合わせは岩手県立博物館=電話019(661)2831=へ。

 
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