Free幸せの絶頂、下北の絶景でパシャリ 結婚写真撮影、むつ市が支援

むつ市大畑町のちぢり浜で撮影を行う夫婦
むつ市大畑町のちぢり浜で撮影を行う夫婦

日本版DMO(観光地域づくり推進法人)しもきたTABIあしすと(理事長・宮下宗一郎むつ市長)は14日、同市大畑町のちぢり浜で、下北地域の特色ある風景を舞台に結婚写真を撮る「ジオ・スタイル・ウェディング事業」の様子を報道陣に公開した。

 コロナ禍で結婚式を挙げられないカップルや、結婚関連の事業者を応援しようと、市が経済対策として実施。青森県内在住の50組に最大15万円を助成する。同日現在、18組が応募している。

 撮影に臨んだのは昨年7月に結婚した横浜町の地方公務員中山拓也さん(29)と会社員美穂さん(26)夫婦。予定していた結婚式が数度延期したのち中止となり、せめて写真だけは撮りたい―と応募したという。

 撮影場所は、大畑町出身の美穂さんが小さい頃によく遊んだ思い出の地。2人は同市の「みやこカメラ店」のセッティングで、特徴的な岩場や津軽海峡をバックに写真に納まった。

 拓也さんは「長い年月をかけてできた、ちぢり浜のように末永く幸せになりたい」、美穂さんは「美しい自然の中で撮影でき、記念になった」と互いに思い出を刻んだ様子。

 しもきたTABIあしすとは随時、撮影希望のカップルを募集している。応募資格は男性18歳以上、女性16歳以上で、婚姻届提出の有無や2人の性別は問わない。市内の写真館など七つの登録事業者に直接、申し込む。期間は来年2月末まで(予算額に達し次第、終了する)。

 
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