Free【Dash・高校野球】打力県内屈指「甲子園で本塁打を」/澤口仁誉(工大一高)

澤口仁誉
澤口仁誉

今春の地区予選、県大会で計5本塁打をマークし、チームを準優勝に導いた県内屈指のスラッガー。気迫十分の打撃で打線を盛り上げ、主将としてもナインを引っ張る。「夏はチームを勝たせる打撃を目指す。できれば4本以上は本塁打を打ちたい」
 (8日発行の月刊Dash7月号から記事をセレクトしてお届けします)

 田子町出身。上郷小3年から捕手一筋だったが、今春、外野手に転向した。チームの攻撃力アップのためだった。長谷川菊雄監督から「もっと打撃に専念しよう。バットで貢献してほしい」と要請され、快諾した。「守備よりも打撃が好き。チームのためなら守備位置はどこでも構わない」。ポジションの変更は前向きに捉えている。

 結果的に今春は長打を連発。守備の時間帯は外野手の方が捕手よりも疲労が少ないといい、「攻撃に移った際、打席での集中力が高まった。監督に感謝している」とうなずく。

 打球の飛距離を伸ばすため、冬場は筋力強化に力を入れた。週に2、3日、バーベルを使ったトレーニングを取り入れ、全身がパワーアップ。今や、ベンチプレスは最高120キロ、スクワットは240キロを持ち上げる。引き締まった体が持つパワーは一目瞭然。「“引っ張り”だけでなく流し打ちでも本塁打が出るようになった。どの投手が相手でも自信を持って戦える」と手応えを語る。

 高校卒業後はプロ入りを目標に掲げる。憧れの選手に柳田悠岐外野手(現ソフトバンク)を挙げ、「ミートよりもパワーを追求したい。打席では強くバットを振ることだけを考えている」。

 最後の夏の開幕が目前に迫った。「優勝しか見えない。あの甲子園で本塁打を打ちたい」。底知れない力を秘める“筋肉男”の挑戦が始まる。

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