Free二戸職業訓練協会が手作りプランター寄贈 地域4市町村の小学校に

鳩岡矩雄教育長(左)にプランターボックスを引き渡す戸舘秀樹会長(右から2人目)
鳩岡矩雄教育長(左)にプランターボックスを引き渡す戸舘秀樹会長(右から2人目)

二戸職業訓練協会青年部会(戸舘秀樹会長)は、二戸地域4市町村の小学校全21校の環境美化に役立ててほしいと、木製のプランターボックスを各校1個ずつ作製した。6月29日は二戸市役所に鳩岡矩雄教育長を訪ね、市内の小学校分の8個を引き渡した。

 同部会は毎年、4市町村の小学校を主な対象として建築・木工系の実技指導者「ものづくりマイスター」による技能体験教室を開催してきた。ただ、昨年度は新型コロナウイルスの影響で中止に。その中でも、小学校とのつながりを保ちたいという思いから、今回の寄贈に至ったという。

 プランターボックスは、同協会の職業訓練で使用した木材を廃棄せずに有効活用し、部会員が1個ずつ丁寧に手作りした。児童が植物などを育てられるボックスの上に、飾りのラティスも取り付けた。

 戸舘会長と、同協会の小野則行事務局次長が訪問。戸舘会長は「使用する児童に喜んでもらえたら、うれしい。本年度の技能体験教室は、コロナ禍の状況を見ながら再開したいと考えている」と話した。

 鳩岡教育長は「手作りの品を頂き、ありがたい。子どもにとって貴重な教材にもなる」とお礼を述べた。プランターボックスは軽米町、一戸町、九戸村の小学校にも順次贈られる。

 
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