Free【北奥羽の神社】小田不動堂(七戸)/「絵馬の町」の由縁

北奥羽の神社
北奥羽の神社

1396年に室町時代の武将、根城南部家当主南部政光が設立したといわれる。本尊は運慶作と伝えられる不動尊で、「小田子のお不動さま」として、地元住民から親しまれてきた。その後、明治時代に町の商店街から移転してきた八幡宮を合祀しした。

 「絵馬の町」と呼ばれる由縁となった神社の一つで、かつて堂内には歴史あるさまざまな絵馬が残されていた。小田子不動堂の庶民信仰の実態を表し、良馬の産地として古くから有名だった、青森県南地方の特色を示す貴重な資料となっている。現在は、108枚の絵馬が町立鷹山宇一記念美術館で保管されている。

 火の神を祭る神社として、1月3日の例祭には多くの町民が訪れるほか、旧暦での例祭に当たる3月には、町内会の女性が集まり親睦を深める。 

 【祭神】豊受姫大神(とようけひめのかみ)・火産霊大神(ほむすびのかみ)、誉田別尊(ほんだわけのみこと)
 【ご利益】家内安全、商売繁盛
 【住所】七戸町和田下1の1
 ※ネット連載

 
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