Free八戸西高生と三条小児童がスポーツで交流

ハードル走に挑戦する児童
ハードル走に挑戦する児童

青森県立八戸西高(渡辺学校長)で6月28日、スポーツ交流会が開かれ、同校スポーツ科学科の生徒と近くの八戸市立三条小の児童が陸上や球技などの競技を通じて親交を深めた。

 児童が運動に親しむきっかけをつくるとともに、生徒の指導者としての資質を育成するのが狙い。同科1~3年生約120人、三条小3~6年生約250人が参加し、2部構成で行われた。

 第1部では、同科の生徒によるダンスと集団行動の発表が行われた。1、2年生男子による集団行動では、統率の取れた一糸乱れぬ動きに、児童が歓声を上げた。

 第2部では、野球や陸上、ラグビーなど6種目の競技体験を実施。それぞれの部活動に所属する生徒を中心に、競技のデモンストレーション後、児童への指導を行った。

 陸上競技のハードル走では、児童は慣れない動きに戸惑う様子も見られたものの、「跳ぶ時は足を前に出してハードルを蹴るように」などと助言をもらい、スムーズに跳べるようになった。

 三条小6年の工藤大和君(11)は「ハードルは高くて、こんなに高いと跳ぶのは無理かなと思ったけど跳べた。面白かった」と満足そうな表情。同科3年の根市幸誠さん(18)は「小学生は元気があって、教えていて楽しかった。これからも交流していきたい」と笑顔を見せた。

 
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