Free特産のサルナシ100%でワイン 香り甘く、やや甘口/軽米

軽米町産サルナシを使って完成したワインをPRする関係者=24日、同町
軽米町産サルナシを使って完成したワインをPRする関係者=24日、同町

軽米町産業開発(社長・山本賢一町長)は、町特産のサルナシの果実成分を100%原料に使った「さるなしワイン」を商品化した。葛巻町の岩手くずまきワイン(社長・鈴木重男町長)に製造を依頼し、サルナシらしい風味を生かし、やや甘口に仕上げた。7月1日から軽米町内で販売する。

 町では山野に自生するサルナシに着目し、ジュースやジャムなど加工品の開発と、原料の生産拡大に取り組んできた。これまでもブドウとの混合原料でワインを作ったことはあったが、サルナシ100%で製造するのは初めて。

 6月24日は同町の産直施設「ミル・みるハウス」で商品発表会が開かれた。岩手くずまきワインの大久保圭祐製造部長は「赤ワインのような製法で、サルナシの完熟した実をタンクに入れてつぶし、ワイン酵母を加えて仕込んだ」と説明。

 「試作を重ねる中で苦労はあったが、低温発酵により果実の甘い香りを残し、飲みやすい味に仕上げることができた」と自信を見せた。

 山本町長は「県を代表するワイナリーの協力を得て、完成させられた。町の新たな土産品としてご愛顧いただきたい」とPRした。

 価格は360ミリリットル入りで1330円(税込み)。アルコール度数は6%。1200本の限定販売で、ミル・みるハウスや町内の小売店、町産業開発のインターネット通販などで取り扱う。

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