Free【週間ダイジェスト】6月6~12日

▽北奥羽各地で夏日
 北奥羽地方は6日、高気圧に覆われ、気温がぐんぐん上昇。青森地方気象台によると、八戸、三沢で最高気温28・9度を観測するなど青森県内23観測地点中13地点で今季最高、17地点で25度を超える夏日となった。

 ▽種差地区の整備構想で公共施設との複合化検討
 八戸市が種差海岸エリアへの整備を模索する「(仮称)新潮観荘」の構想について、小林眞市長は7日、南浜公民館や南浜市民サービスセンターといったエリア内の公共施設と複合的に整備する方向で検討を進めることを明らかにした。かつて「潮観荘」があった跡地への立地を見直し、老朽化が進む公共施設の建て替え期に合わせて整備する方針。

 ▽IGRの赤字が過去最大
 IGRいわて銀河鉄道(盛岡市)は7日、2020年度決算を公表した。当期純損益は2億7465万円の赤字を計上し、赤字額は開業した02年度以来、最大となった。赤字は2期連続で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う利用客の減少などが響いた。

 ▽青森県内の6月の感染、変異株4割超
 青森県は8日、これまでに新型コロナウイルス感染が判明した7人から感染力の強いN501Y変異株を確認し、6月の感染者に占める変異株の保有割合が42%に上昇したと明らかにした。変異株の割合が4割を超えるのは初めて。

 ▽久慈―八戸間で高速バス実証運行へ
 久慈市は9日、観光庁の「既存観光拠点の再生・高付加価値化推進事業」で、市が申請した「観光拠点再生計画」が採択されたと明らかにした。計画によると、市は八戸地域からの誘客に力を入れる方針で、2次交通対策として三陸沿岸道路を活用した久慈―八戸間の高速バスの実証運行を年内に実施することを盛り込んだ。

 ▽青森県内に聖火ともる
 東京五輪の聖火リレーが10、11日、青森県内で行われた。初日は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、青森市の青い海公園で点火セレモニーを実施。最終日は公道をリレーし、八戸、十和田、おいらせ、階上の4市町5区間をランナーが駆け抜け、沿道の市民らに笑顔を運んだ。

 ▽田子の熊原川でヤマメ大量死
 青森県や青森河川国道事務所などでつくる馬淵川水系水質汚濁対策連絡協議会は11日、田子町の熊原川でヤマメが千匹以上へい死しているのが見つかったと発表した。川を管理する県が水質や魚体を検査している。

 
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