Free本番へ向け練習に熱 八戸ウインドアンサンブル、16日演奏会

本番に向け練習に励む団員
本番に向け練習に励む団員

社会人吹奏楽団「八戸ウインドアンサンブル」は16日午後4時から、八戸市公会堂で第33回定期演奏会を開催する。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止したため2年ぶり。団員は「今年こそ演奏を観客に届けたい」という思いを一つに、練習に熱を入れている。

 同楽団は同市近郊の愛好家で構成。定期公演のほか、商業施設などで演奏活動をしている。団員の中には医療従事者も多く、思うように集まることができないこともあった。練習の際は小まめに換気をするなどの感染対策を講じた。

 2日は同市豊崎町の瑞豊館で、数々の中学校吹奏楽部を全国大会に導いてきた佐藤憲一さん(同市在住)の指揮の下、団員40人が合奏練習。何度も調整を重ねながら迫力ある音色を響かせた。

 須藤博紀団長は「家の中では聴くことができない生の演奏を聴いて、明るい気持ちになってほしい」と来場を呼び掛けた。

 入場無料だが、整理券が必要。市公会堂や「はっち」、三春屋で配布している。

 問い合わせは、須藤団長=電話090(5840)9086=へ。

 
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