Free階上・道仏小の塩作りが始動 旧小舟渡小の活動引き継ぎ

協力して200リットルの海水を運ぶ児童
協力して200リットルの海水を運ぶ児童

階上町立道仏小(藤田裕司校長)の3、4年生25人は4月30日、小舟渡(こみなと)海岸で「俺たちの塩」作りに挑戦した。同校に統合した旧小舟渡小が続けてきた活動で、講師を務めたのは地元で塩作りを続ける佐京剛さん。児童はおいしい塩作りの第一歩を踏み出したことに期待感をにじませた。

 環境保全や食育学習の一環として実施。児童と佐京さんが作る「俺たちの塩」は伝統的な手法や、にがりを落とす工程に2カ月かける丁寧さから生まれる、苦味の少なさが特徴。完成品は町内で販売するサイダーやジェラートに活用されている。

 この日は1回目の作業として、児童がバケツリレーで約200リットルの海水をくみ上げた。その後、リヤカー2台に海水の入ったバケツを積み「わっしょい」と元気に声を掛け合いながら旧小舟渡小まで運搬した。

 初めて塩作り体験をした4年の大野叶翔(かなと)君(9)は「みんなと協力して海水を運べて楽しかった。おにぎりにして食べるのが楽しみ」と完成を心待ちにした。

 今後、佐京さんが塩分濃度28%程度のかん水にし、児童と共に塩の結晶化を進める、せんごう作業を行う予定。

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